仕上げの切り込みはプラスΦ0.2程度の量で加工する。
仕上げの切り込みのポイント
金属加工に用いる切削工具は、切れ刃が鋭利なシャープエッジに作られているものもありますが、切れ刃がシャープすぎると、切削初期にチッピングが起こりやすくなります。
チップのホーニングについて
これを防止するため、切れ刃を丸める処理や面取り処理が施されています。
この処理をホーニングと言います。
ホーニングには、ノーホーニング、チャンファホーニング、Rホーニング、コンビネーションホーニングがあります。
ホーニングの種類について
以上のことから、仕上げを行う際にチャンファホーニングが施されたチップを使用する場合は、ホーニングのr0.2を考慮して切り込む必要があります。
実際の切り込み量について
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