センタレス研磨は、加工数の多いワークの際に有利ですが、一般に短いワークに向く加工法とされてきました。
しかし、特殊仕様の設備により、長物ワークであってもセンタレス研磨が加工です。長物ワークでもセンタレス研磨が行えることにより、加工数の多いワークについては大幅なコストダウンが行えます。
右上下写真は、長物ワーク対応のセンタレス研磨機の例です。同機はワーク排出側に光電センサを備えたガイドローラーを持ち、排出されるワークを移動させながらガイドする機能を持ちます。
同機は円筒研磨機では加工不能な長尺ワークはもちろん、頭付きワークにおいても加工に対応することができます。
長物部品仕様センタレス研磨機 (ワーク排出部)
長物部品仕様センタレス研磨機 (ガイドローラー)