長いものを回転させると縄跳び現象が起こる。
これを抑えるためには振れ止めを使用する。
振れ止めを使用する際のポイント
1.芯出しをしっかりと行う必要があります。
チャックで固定されたワークのセンターと、振れ止めのセンターがずれていると機械を起動したときにワークが飛ぶ恐れがあります。
2.締め付け力の調整を行う。
振れ止めの締め付け力が弱いと精度上問題が生じますが逆に、締め付け力が強すぎると振れ止め先端がワークをかじることになります。
3.ワークをきれいにする。
ワークの表面に切削油・切粉などが付着した状態で振れ止めを使用すると、振れ止め先端が切粉を巻き込みワークをかじることになります。
固定振れ止めと移動振れ止め
振れ止めの調整作業を行っている様子です。
芯出しと締め付けがポイントです。
ワークを拭いている写真です。
切粉が残っているとワークが傷つきます。
旋盤02
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